フリーランスには二つの目標が必要

フリーランスになったら自分の仕事は自分で見つけてくるしかありません。会社員の時のように仕事があてがわれることはありませんから、自分から仕事に応募して仕事を得ていく必要があるのです。もちろん軌道に乗って実績を積み上げていくと口コミによってお声がかかることが増えるでしょうが、最初はそういうわけにはいきません。

フリーランスにもIT系や士業系などいろいろな職種がありますが、共通していることは仕事の募集に応募するときに目標を二つ決めておく必要があるということです。目標がぶれてしまうと自分が進みたい方向に行けなかったり積みたいキャリアが積めなくなってしまう可能性があるのです。

目標の一つは、募集に応募しようとする仕事に何を求めるかです。一つのことで経験を積むのが目的か、仕事の幅を広げるのが目的か等をはっきりさせないと、探す仕事がぶれてしまうでしょう。

もう一つの目標は、長期的な目標で、自分はフリーランスとしてどうなりたいかということです。事業を大きくして法人化して会社の社長になりたいのか、自分の能力を活かして世の中に貢献して生活していきたいのか、もしくは自分のアイデアや能力を世に問うてみたいのかということです。

この長期目標がしっかりしていれば、目の前の仕事に応募する時の目標も自然と決まってくるでしょう。フリーランスは経営者であるという、しっかりした認識をもって社会へ挑んでいく姿勢が成功をおさめるポイントにもなるのです。

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